先週12日、カトマンズの北東を震源とする大きな余震が発生したが、その後のネパールの状況を報告したいと思う。
まず、私のいるポカラは余震から数日間、学校が休みになるなど多少の混乱はあったものの、現在はほぼ平常に戻っている。
しかし、震源地近くの被災地はさらに深刻な被害に見舞われている。
最初の地震でかろうじて全壊をまぬがれたものの、今回の余震によってとどめを刺された建物は数多く、また、度重なる余震によって土砂崩れや落石も頻発しており、そういった地域では村そのものを放棄して他所に移住するよう、住民に指示が出ているという。
多くの人々が親戚などを頼ってカトマンズや近郊の町へ移っているが、自分の土地や家畜を捨てて、他所に移住するのは容易な選択ではない。
最初の地震からすでに3週間が経過したが、余震はおさまる気配も無く、多くの人々が外で寝ている状況も変わらない。
ただ一方では、政府や国際機関などの大規模な救援がすでに各地に入っており、またそれに加え、中小の団体や個人による支援物資の配布なども断続的に行われているようで、さしあたり「食べるものや着るものが無い」といったような危機的な状況はおおむね解消されているようではある。
そこで私は今後、誰にどういった支援をしていくべきなのか考えてみた。
しかし、震源地近くの被災地はさらに深刻な被害に見舞われている。
最初の地震でかろうじて全壊をまぬがれたものの、今回の余震によってとどめを刺された建物は数多く、また、度重なる余震によって土砂崩れや落石も頻発しており、そういった地域では村そのものを放棄して他所に移住するよう、住民に指示が出ているという。
多くの人々が親戚などを頼ってカトマンズや近郊の町へ移っているが、自分の土地や家畜を捨てて、他所に移住するのは容易な選択ではない。
最初の地震からすでに3週間が経過したが、余震はおさまる気配も無く、多くの人々が外で寝ている状況も変わらない。
ただ一方では、政府や国際機関などの大規模な救援がすでに各地に入っており、またそれに加え、中小の団体や個人による支援物資の配布なども断続的に行われているようで、さしあたり「食べるものや着るものが無い」といったような危機的な状況はおおむね解消されているようではある。
そこで私は今後、誰にどういった支援をしていくべきなのか考えてみた。