2011年10月上旬、約5ヶ月ぶりにネパールへ帰ってきた。
もうこれが何度目の訪ネパールかも覚えてない程だが、日本とは全く違う環境だけに毎回感覚のズレを感じる。
まぁ、それは日本に帰った時も同様ではあるが。
もうこれが何度目の訪ネパールかも覚えてない程だが、日本とは全く違う環境だけに毎回感覚のズレを感じる。
まぁ、それは日本に帰った時も同様ではあるが。
ネパールはちょうど最大の祭り『ダサイ』の真っ只中で、空港も目につく職員の数は少なく、また、いつも以上にやる気が感じられない。
入国審査のカウンターには長蛇の列ができているが、そんなもの目に入っていないかのように、審査官たちはおしゃべりしながらのんびり作業している。
やっとパスポートにスタンプをもらい、ターンテーブルに着いた時にはもう機内預け荷物はフロアに投げ出されていた。
税関でも係員は椅子に座ったままで、外国人は全員スルーだ。X線検査機すら動いていない。
相変わらずネパールでは、世界とは別の時間が流れているようだ。
入国審査のカウンターには長蛇の列ができているが、そんなもの目に入っていないかのように、審査官たちはおしゃべりしながらのんびり作業している。
やっとパスポートにスタンプをもらい、ターンテーブルに着いた時にはもう機内預け荷物はフロアに投げ出されていた。
税関でも係員は椅子に座ったままで、外国人は全員スルーだ。X線検査機すら動いていない。
相変わらずネパールでは、世界とは別の時間が流れているようだ。
『ダサイ』は三週間ほどの期間だが、そのすぐ後に『ティハール』という第二の祭りがやって来る。
そのため学校などは通常、『ダサイ』の始まりから『ティハール』の終わりまでの約5週間を長期休暇としている。
当然、SG小学校も休みに入っているが、あえてこの時期に来たのには理由がある。
それは春にポカラの『KH学園』に入学したビルとシュレンドラが、新しい環境で上手くやれているか様子を見る事だ。
彼らも今は村に帰省しているはずだ。
そのため学校などは通常、『ダサイ』の始まりから『ティハール』の終わりまでの約5週間を長期休暇としている。
当然、SG小学校も休みに入っているが、あえてこの時期に来たのには理由がある。
それは春にポカラの『KH学園』に入学したビルとシュレンドラが、新しい環境で上手くやれているか様子を見る事だ。
彼らも今は村に帰省しているはずだ。
ポカラに着いた私は早速、SG小学校での特別クラスを再開した。
以前とほぼ同じ面々が休み中にもかかわらず、勉強しにやってきた。
ただ、やはり人数は幾分少ないようだ。
親族のつながりが強いネパールでは、ダサイやティハールの間、あちこちの親戚の家に訪ねていくのが習わしだ。
ビルとシュレンドラもちょうど他の村に行っていたが、私が来たという知らせを聞いて戻ってきたらしい。
以前とほぼ同じ面々が休み中にもかかわらず、勉強しにやってきた。
ただ、やはり人数は幾分少ないようだ。
親族のつながりが強いネパールでは、ダサイやティハールの間、あちこちの親戚の家に訪ねていくのが習わしだ。
ビルとシュレンドラもちょうど他の村に行っていたが、私が来たという知らせを聞いて戻ってきたらしい。
私は二人にKH学園での学校生活について訊いた。
彼らが言うには、特に問題なくやっているらしい。
クラスメイトとも上手く付き合っているようだ。
話していて分かったのだが、彼らの英語力も上達している。
彼らが言うには、特に問題なくやっているらしい。
クラスメイトとも上手く付き合っているようだ。
話していて分かったのだが、彼らの英語力も上達している。
休みの前にあった定期テストの結果も確認する。
ちなみにネパールの学校では、成績はテストの正解率で出される。
だいたい合格ラインは40%で、80%以上で成績優秀とされる。
二人の成績はと言うと、ビルが79%で、シュレンドラが86%だった。
学年順位で言うと、ビルが91人中21位、シュレンドラが11位という好成績だ。
5年生をやり直しているとはいえ、幼稚園から私立に通っている他の生徒たちの中で、それも環境が変わったばかりでこの成績なら文句は無い。
私が二人の頑張りを褒めると、彼らは照れた笑顔を浮かべた。
だが、これで満足してしまったら成績は段々と落ちていくだろう。
奨学金で私立に通っている彼らにとって、「これくらいでいい」といった妥協は許されないのだ。
充分に褒めた上で、もう一段高い目標を指し示す。
この心理的報酬と新たな障害のセットが、さらなる向上を可能にするのである。
ちなみにネパールの学校では、成績はテストの正解率で出される。
だいたい合格ラインは40%で、80%以上で成績優秀とされる。
二人の成績はと言うと、ビルが79%で、シュレンドラが86%だった。
学年順位で言うと、ビルが91人中21位、シュレンドラが11位という好成績だ。
5年生をやり直しているとはいえ、幼稚園から私立に通っている他の生徒たちの中で、それも環境が変わったばかりでこの成績なら文句は無い。
私が二人の頑張りを褒めると、彼らは照れた笑顔を浮かべた。
だが、これで満足してしまったら成績は段々と落ちていくだろう。
奨学金で私立に通っている彼らにとって、「これくらいでいい」といった妥協は許されないのだ。
充分に褒めた上で、もう一段高い目標を指し示す。
この心理的報酬と新たな障害のセットが、さらなる向上を可能にするのである。
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